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ご挨拶

 新型コロナ感染拡大下、会員の皆様の研究をはじめ多くの活動が長く影響を受けてきたと存じます。そんな中で2年間、第25回学術集会(集会長:十文字女子学園大学・中村禎子先生)、第26回学術集会(集会長:大妻女子大学・青江誠一郎先生)がオンラインで開催され、関係の先生方のご尽力により現状の環境下で最大限の開催をして頂き、昨年の3年ぶりの対面開催であった第27回学術集会(集会長:川崎医療大学・宮田富弘先生、於大妻女子大学)につながりました。このたすきを受けて、第28回学術集会は,第24回学術集会(集会長:静岡大学・森田達也先生)以来の4年ぶりの首都圏以外での開催となります。
 本学術集会は令和5年11月4日(土)、5日(日)に愛媛大学城北キャンパスにあります南加記念ホールにて開催します。愛媛大学南加記念ホール(旧愛媛大学記念講堂)は、南加愛媛県人会の寄付金などを基に、昭和30年1月に竣工しました。今年の4月には愛媛大学創立60周年記念事業の一環でリニューアルされ、名称も南加記念ホールと改称されています。
 11月4日には広島大学柴田重信先生の食物繊維に関わる時間栄養学的なことに関するご講演、静岡大学名誉教授森田達也先生のこれまでの先生のご研究の総説的なご講演他シンポジウムを企画中です。森田先生にはこれからの食物繊維研究者へのご提言も合わせてお話しいただきます。11月5日には市民公開講座としまして、理事長青江誠一郎先生に基調講演をお願いし、愛媛大学農学部附属ハダカムギ開発研究センター長荒木卓也先生とそのご関連の研究者の皆さんに愛媛の特産物であるハダカムギ研究についてご講演をいただくことを企画しております。未だ新型コロナ感染の拡大の動向を睨みながらではありますが、完全対面形式で、通常通りの懇親会も準備いたしたいと考えております。三連休の最中で、旅程の取りにくいところになってしまい、大変恐縮ですが、旅行のご準備を出来るだけお早めに整えていただき、どうか沢山の皆様がいで湯の町松山へお越しいただけますようお待ちしております。

一般社団法人 日本食物繊維学会 第28回学術集会 
学術集会長 岸田 太郎(愛媛大学大学院農学研究科)